一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/4/11(月曜日)から今日まで。(第26週ー前半②)



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2022年4月12日(火)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。


「昨日は☐☐の準備したとんこつ鍋。2人とも元気です。(※☐☐:息子氏の名前)



夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。


「おかあさん コン🦊ばんは(笑) お変わりないですか?

わたしたちは、健康面、生活面とも、ご想像通り変わりなく過ごしています(笑)😅

息子氏は、身体面(横幅)に関しては、かろうじて、縮まってきました🍚😆


さて、コン🦊夜も「根っこばなし」より『狐の手引き🦊』⑦をお送りします👵🦊👶👧


なにぶん、『狐の手引き🦊』は、タイトルだけ見て選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇



「根っこばなし」より『狐の手引き🦊』

👵🦊👶👧


「祭りが すんだら お礼に 上がる。
どこが 住まいか お師匠さんは」
と 尋ねられ、

朝から 覚悟は していても
舌が ちぢんで 口ごもり、
疑うどころか 師匠とまで 
呼んだ 相手の 心根に、
こっちも 両手を ついてまったと。

毛皮集めの弥一じゃと、
おのれの 素性を さらけだし、
開きなおって 何になる。

せっかく 覚えた 芝居でも、
「あれ 見よ。〇〇の 手引きじゃげな」
と、見物衆に さげすまれては、
奉納芝居に 立つ瀬も なかろ。

かくし通して 師匠のまんま、
わが身を 消すのが 分別じゃと、
とっさに 腹を 決めたとよ。


(つづく)


ちらと頁をめくって確かめてみたところ、次回で終わりでした🤫

コン🦊ドこそ、コ~ン🦊の鳴き声が、聞こえてくるハズですね?👂😹

次回、明日のコ~ン🦊の鳴き声を、お互い、お楽しみに(?!)😉✨

おやすみなさい😴💤」



それが済むと、要事前申込のウェビナー1つに参加しました。

テーマは、

スティーブン・ウォルト『同盟の起源』邦訳刊行記念ウェビナー 



2021年12月に邦訳刊行された図書、『同盟の起源』(著者:スティーブン・M・ウォルト・ハーバード大学教授)が、日本が位置するアジアの現在の情勢と、ロシアとウクライナをめぐる情勢に、何を示唆するかを、ウェビナーを通じて、著者ご自身説明してくださるという、大変興味深いご企画でした。ウチがついていけたかどうかは別として(笑)


※資料㊶に、コメント、Q&Aの部分起こしがあります。




「今日の上の仔は猫のもともとの夜行性が出ただけやのにウチは右往左往してしもた🤣」


「確かに、夜になって急に、ゆっくりだが浴びるようにミルク飲んで、おやつウマウマして、ちょっと軟💛をウンウンした兄ちゃんでしたニャ。そのくせ、僕みたいに、木の葉のように軽いのニャ❓😺」
 、


きょうは、11,367歩(8.1㎞)歩きました🐾





~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


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資料のイメージ
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※ウェビナー(Webinar)とは、ご存知のようにコロナ禍、私たちの日常に、新たに加わった "ウェブ(Web)" 開催の "セミナー(Seminar)" のことです。
※画像が大きくて申し訳ありません🙇‍♀️


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資料㊶


2022年4月12日(火) 


スティーブン・ウォルト『同盟の起源』邦訳刊行記念ウェビナー

講演:「脅威の均衡による世界:『同盟の起源』再考」

講師:スティーブン・M・ウォルト(ハーバード大学教授、『同盟の起源』著者

コメント:
シャーバン・カルダシュ(TOBB経済工科大学教授)
今井宏平(アジア経済研究所研究員、『同盟の起源』翻訳者
溝渕正季(広島大学准教授、『同盟の起源』翻訳者

司会:池内恵(東京大学教授)

https://roles.rcast.u-tokyo.ac.jp/event/20220412





※コメントの部分起こし


溝渕正・広島大学准教授、『同盟の起源』翻訳者


>昨年(2021年8月31日) 米軍が アフガニスタンから 撤退を完了し アメリカは 国内外から 非難され 同盟国からの 信用を失ったと 言われました 『同盟の起源』では 「信用」の定義については あまり 言及されていなかったと 思います その点についてお伺いしたいと 思います



スティーブン・M・ウォルト・ハーバード大学教授、『同盟の起源』の著者


信頼、信用 これについては 何処の国でも 非常に 活発な議論が おこなわれています 国の行動 他の場所で どういう行動をとるかは わかりません アメリカが アフガンでは 戦争をしないからといって 他国で 戦争しないかは 分りません  すなわち 「信用」は 指標にはなりません  アフガニスタンから 足ぬけすると その他の国に 関与できる 余裕が できてくるわけですね 「信用」より 重要なことは 利害があるか です 共通の危機を 認識して 利害を 共有することが 「信用」より 強力な ことです コミットメントは 作るのが むずかしいのです なぜ 米国は アジアや 欧州諸国と かかわるのかは 「信用」の問題ではなくて 米国が その地域で 戦争 紛争をするか しないかを 決めたからです それは 「信用」の問題では ありません




※全体討議の 部分起こし


Q&Aより


>Professor Walt, thank you very much for your clear presentation and responses. I was inspired by your explanation on Revolution and War. As regard to the situation in Ukraine since 2014, is it possible to treat what really happened in Ukraine in 2014 as a pro-western democratic revolution and speculate that it scared Putin about the possible spread of revolution to Russia, which inspired him to invade Ukraine in 2014 and again this year.

(直訳:Walt教授、わかりやすいプレゼンテーションと回答、どうもありがとうございました。革命と戦争についてのご説明に刺激を受けました。2014年以降のウクライナ情勢について、2014年にウクライナで実際に起こったことを親欧米の民主革命として扱い、それがロシアに革命が広がる可能性についてプーチンを怖がらせ、2014年と今年もウクライナに侵攻するきっかけになったと推測することは可能でしょうか。)


>2014年にウクライナで起きたことが ぷーちんに 革命が ロシアに広がるのではないかと 脅威を与え それで 侵攻したと 先生は 思われるでしょうか?



スティーブン・M・ウォルト

意図には賛成です ロシアの ぷーちんには ふたつのおおきな 懸念があります ひとつめは ウクライナが NATOに 加盟してしまって NATO勢力が ロシアに 近くなってしまう 脅威ですね だからこそ 軍事侵攻の 理由がある ふたつめは ロシアにおいて いわゆる カラーレボリューションカラー革命、2000年代に複数の旧ソ連国家で独裁的政権の交代を求めて起こった民主化運動が、非暴力の象徴として色や花の名を冠したことを指す。2003年グルジア(ジョージア)のバラ革命、2004年ウクライナのオレンジ革命、2005年キルギスのチューリップ革命など。色の革命。花の革命)が 広がってしまうのではないか という 政治的意味合いを 国内で 持ってしまうのではないか という脅威です  ウクライナも 着実に EU諸国に 近くなっている 同盟国関係に なりつつある だからこそ 侵攻があったと思われます



>What about the current status of EU? Though the threat of Russia is strong now, EU member countries seems to be dissolving(?) mostly for energy needs etc.

(直訳:EUの現状はどうでしょうか。今はロシアの脅威が強いですが、EU加盟国はエネルギー需要などを理由に解散(?)しているようです。)



スティーブン・M・ウォルト

EUは 軍事同盟ではありません そもそも 経済的な連合体です 政治的な 枠組みは はっきりしない点も あるのですが 20年以上 それぞれ 防衛能力を 持ちながらも それほど 行使しておりません アメリカが アジアに 視点を 向けていることと  かんがえ合わせますと むこう5年 10年の アメリカの EUへの 注目度は  NATOと同様に 下がると 思います 




>Can the balance of threat theory also expalin the large number of anti-Ameerican states in Latin America? I am sure this was true when the Soviets were still in existence, but I am wondering if the same can be said about the current situation.

Also, does the balance of threat theory apply even if they are not so-called superpowers? if it were in the Middle East, I would think that Israel or Iran could be a threat.

(直訳:ラテンアメリカに反アメリカーンの国家が多いことも、脅威の均衡理論で説明できるのでしょうか。ソビエトがまだ存在していた頃はそうだったのでしょうが、現在の状況でも同じことが言えるのかどうか、気になります。また、いわゆる超大国でなくても 脅威の均衡理論は 適用されるのでしょうか。中東であれば、イスラエルやイランが脅威となる可能性があると思うのですが。)


>現在のラテンアメリカにおいても 脅大国理論は あてはまるのでしょうか イスラエルや イランが 中東では あてはまるとおもいますか?



スティーブン・M・ウォルト

ご意見に 賛成です アメリカと ラテンアメリカは 常に デリケートで かならずしも 友好的 関係では ございません ラテンアメリカは 強い国が 少なく 弱い国が 多いので むしろ アメリカの バンドワゴンに乗ろう(多勢に与する・勝ち馬に乗る)とする 政策を とっているんですね チリでは 画期的に 対抗しようとした 時代も ありました 超大国ではない場合に かならずしも 中大国が あてはまるとは いえないのです お互いに 別の国を 脅威に思うことによって それが 高まっているわけです しかしながら イランの 脅威が たかまっていることによって 同盟が うまれているわけですね これは 誰も 予測しなかったことだと思います



池内恵(いけうち さとし)・東京大学教授、イスラム政治思想

>それではまとめです


シャーバン・カルダシュ・TOBB経済工科大学教授


>同盟の理論から出る ノンステートアクター(非国家アクター、国際社会において活動する、国家(政府)以外の行為主体の総称。NGO(非政府組織)、営利企業、地方自治体、国際犯罪集団・テロ組織、EU、ASEAN) 相互の関係を みると 新しく 今 起こっている アライメントに 応用できるんでしょうか または 違う要素があるのでしょうか?



スティーブン・M・ウォルト

ノンステートアクター 非国家的プレイですね アフガニスタンの中の民兵など そこには  バランシングな 行動が 見られる と言われます メキシコの 麻薬組織も ですね どのような 協定が むすばれているのか 多くの研究が されているところです 中東は イラク戦争の あとで さまざまな国が 共同して ISIS《Islamic State of Iraq and Syria、または Islamic State in Iraq and al-Sham、イスラム国家の樹立を掲げてイラクやシリアで活動するスンニ派の武装勢力》 に対抗した、一致したのを 覚えておられるでしょうか? ISISに対抗することで 同盟が 一致したわけですね



溝渕

ミアシャイマー先生(ミアシャイマー・米シカゴ大学教授)の ロシアに 理解を示す 言動は 同調圧力が 強い 日本では ほとんど 見受けられませんが 先生は どのようにお考えでしょうか


ミアシャイマー教授が出演したYouTube-再生回数は100万回以上


スティーブン・M・ウォルト

ぷーちんは よくない もしくは わるいは 道徳的に よくないと かんがえるわけです いわゆる NATOが 問題を おこしてきた結果 彼ら(ロシア)は 決めました その行為は 非難するべきだと 思います しかし それについては 合衆国 EUは 責任を 負う必要がないと 思います それは ロシアが 決めたことだから です 大国の 安全上の 利害 脅威に かんじられた場合 まさに 憂慮すべき 理由がある その結果 大国が なにをすべきかが 大事だと 思います そして アメリカも 大きなミスを 犯しました ベトナムでも 同じことを おこしました それは 米国が 安全上の脅威を かんじたからなんですね ウクライナも おなじです 国際的な コミュニティーにおいては 許しがたいこと しかしながら 理由があったと ただ それは ロシアが 無罪だと いうことにはなりません ロシアが決めたことは ロシアが 責任をとらなければいけません



今井宏平・アジア経済研究所研究員、『同盟の起源』翻訳者


>攻撃的な意図で 地理的近接性を 「同盟」の分析の中に 取り入れたことが 大きかったと 思います ジオグラフィーという要素を 「同盟」の分析で 採用したのは スティーブン・M・ウォルト先生と ミアシャイマー先生(ミアシャイマー・米シカゴ大学教授)だと 思うんですけど どこまでを 近接性と 理解していいのか しばしば 私も トルコの外交なんかを 検証するさいに どのように かんがえたらいいんだろうと この点について コメントいただけたら さいわいです




スティーブン・M・ウォルト

近接性には じつは ひじょうに高度な 定義があるわけではないんです シンプルな 定義です すなわち 近い ということです 近ければ 脅威を かんじる 離れていれば 力というものを 投射することは むずかしくなるからですね おおくのばあいにおいては 水 水は 海ですね  国と国を 隔てることになるので 非常に 難しいと 例えば 英国海峡 これは バリアなわけですね 脅威を減らすこと 低減には 役立ちました  合衆国は 太平洋 大西洋が たいへん 大きいわけですね そんな 明白な 脅威ではありませんが アジア ヨーロッパにとっては 簡単に 防衛できるわけではありません つねに 注意を 払うことになります 脅威は 勢力が等しく 非常に 国が近い場合に 非常に 危険な わけです そうでなければ アグレッシブな 友好的な 関係が 築けるんですけれども 近い国という風に まあ 考えて頂ければいいと思います



閉会挨拶:池内

今日は 日本においては 遅い時間帯にある中 このウェビナーに 参加いただきまして まことに 感謝申し上げます



同盟の起源 』ウォルト,スティーヴン・M.【著】今井 宏平/溝渕 正季【訳】


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