一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

第46週,2022/8/29(月)~B.D.ー4皿,※資料No. 143(外国人の人権)

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨
**************
2022/9/1(木)
**************

※きょうは、ノーペン🖊デーにつき、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。

きょうは、ウッジューが星になって3回目の水曜日+1日(22日目)でした☆彡
そして、次の第4回目の水曜日(9月7日)には、ウッジューの誕生日が巡り来ます(生きていれば満10歳です) With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)
きょうは、夕方ランに行って5,949歩(4.1㎞)歩いて傘差してても全身ズクズクになって(いい歳をして)帰ってきました☔🏃⚡そのあとは、人権教育啓発推進センター様の『外国人の人権』の文字起こしをしました↓↓

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨
開催日:2022年3月23日、主催:公益財団法人人権教育啓発推進センター、『外国人の人権』、登壇者:坂元茂樹人権教育啓発推進センター理事長、田村太郎・ダイバーシティ研究所代表理事
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※コラボトークの部分起こし
(1:29:00~)
坂元茂樹・人権教育啓発推進センター理事長
そうした 特定技能外国人を 受け入れるための 研修 スキル そのあたりも 重要だということなんですけども 日本社会の中でですね 結局 「特定技能」というような格好で 受け入れているんだけども やっぱり 最後は 帰って貰う というような そういう仕組みになっているでしょう? なぜか 移民社会を 受け入れようとしない でも 実際は これだけ多くの人が 日本で 働いている こういう 日本人の 感性 或いは 考え方というのは どこから 生まれるのでしょうか? 

1:31:31~
坂元茂樹
私も 「外国人の人権」 という問題を 講演などで 語る際に いつも 皆さんに 知っていただきたいと 思うことは 「外国人というのは 相対的な 概念に過ぎない 日本人が 外国に 行けば 自分らも 外国人に なる」 ということなんですが しかし なぜか 日本人は 外国人というのは 自分と 異なる 他者だ というふうに 思っていて その外国人が 増えることが リスクだ というふうに 考えるような 人たちが いるということ なんです 

これが 非常に 日本人の中で どうやって 思考が 整理されているのか 分からないんですけども 大谷選手が あれだけ 大リーグで 活躍すると 快挙であって 毎日 暗い世相の中で 楽しい話題は 大谷の活躍だと しかし 日本の プロ野球で 外国の選手が 活躍していても それは 助っ人だ というふうに 考えて チームメイトとして 同列に 扱っては いない というところがあって それは なぜ そんな 差異が生まれるのかと     

1:38:42~
坂元茂樹
先ほど 講演の中で 今年 全国水平社創立宣言100周年という 話をしたわけですね そういう時に 被差別部落の人を 差別してはいけませんよと 一般的 抽象的に 日本のすべての方々は 理解されているんですけど 自分の子どもの結婚問題 或いは 就職の問題で 同じ職場に いるとか こういう時には 途端に 反対したりする だから 行動変容に 結びつくような 教育や 啓発の在り方を 考える必要が あると 思われるのですが それは どういう手法が 一番 いいかということ

身近に 外国人と 接した人たちが 自分たちの 問題として 取りあげようという考えは とても 重要で そういう人たちが たくさん育ってきていると いうお話には 我々は 非常に希望が 持てるんですけども そういう意味で 昔からある 差別の問題でも なかなか 頭の中で 分かっているんだけど 身近に 起こると 反対してしまうと こういうような 難しさが ある気がするんですけれども その点 何か お考えはありますか?

田村太郎・ダイバーシティ研究所代表理事
みんなが 持っている 漠然とした 不安感 そこが 差別や 偏見を 増幅していくんだろうなと 思います やっぱり 景気が 悪くなると 差別や偏見というのは うねるように 高まっていくので みんな どっかに 不安があると 思うんです 今まで 慣れ親しんできたことと 違うものと出会うと やっぱり 漠然とした不安を 持ってしまいがちなんで やっぱり その不安をなくしていく ということが 重要だと 思います  

1:45:47~
田村太郎
私 決して その 日本社会が 排他的で 外国人に 冷たいとは 思わないんですよ ただ 正しく 出会えてない 不安な中で 偏見や 差別意識が 増幅されているにすぎないんですね 正しく 出会う場を しっかりと デザインしていけば 上手くいく 正しく 出会う場を 早く作ることが とても大事だなあと 私は思います   

1:43:17~
田村太郎
技能実習生を 受け入れている 事業所の方に 聞きますと 事前に「今度 うちに ベトナムから 10何人ほど 来るんで アパートを 貸してくれ」ということを 地域に 相談に行くと 「いやもう 勘弁してほしい 来ないでほしい」と 言われるそうなんですよ しかたなく 一軒家を 丸ごと買い上げて 改修 改装して そこに 10人 20人と 住まわせている それも 事前に 地域に言うと 反対運動が 起きるので うちの工場が 止まってしまう 「だから 事前には 言わないんだ」と おっしゃるんです 

実際 地元の人が 知らない間に 「どこそこさん地が 長い間 空き家だったのに なんかよくわかんないけど 外国人の人が 暮らしてて 朝になったら 自転車で どっか行ってるんだ なんか 不安だわね と 言い始めるんですよ
  
できれば 自治体の方にも 事前に分かっているんだったら「来月から 来ますよ 来た時に 地域の人と 交流するような機会を 持ってもらえませんか」と お願いするんですけれども それだと さっき言ったように 事業所からしたら 困ると 

じゃあ これは どこに 解決の糸口を 持っていくのかは 非常に 難しいんですが 私よく お勧めするんですが とにかく できるだけ早い段階で ちゃんと 正しく出会う場を 作って下さいと 

例えば 避難所訓練とか 防災訓練とか あったら(技能実習生は)貴重な 若い人材ですからね そういう人たちが 参加する機会を作ってください ということを 申し入れます

まぁまぁ出会えばね 意外と両方「ああ いい人たちだな」って言って だいたい 次の日 技能実習生の寮や 家の前に おじいちゃん おばあちゃんが 野菜を持って行ってね 野菜を 箱ごと 置いて行ったり するんです もう そこで 「あの子たちは いい子だ」と 言ってくれることが 多いです   

0:43:35
坂元茂樹
ヘイトスピーチ解消法から 昨年 2021年は 5年になりました そうした中で これ(京都ウトロ放火事件)は 関西の 京都で 起きた 事件ですが 逮捕された 有本さんに 関する報道を観て 大変 びっくりしたことが あって 彼は 在日の 人に対する 強い 憎悪を 持っているわけですが 実際に 在日の人と 接触した 機会は 全くない ということでした   

2:09:05~
坂元茂樹
まぁヘイトスピーチの 話を 先ほど させて頂いたんですけども こういうものは マイノリティーを リスクとして 考えて 排斥しようという まぁそういう人たちが 残念ながら 一部おられると いうことなんですけども この 3つの壁(心の壁 言葉の壁 文化・法律・制度の壁)は なかなか 高いですけれども このあたり どうお考えですか

田村太郎 
まさに ヘイトスピーチは 心の壁の高さが 一番大きな 要因になっていると 思います だったら 言葉の壁と 文化・制度の壁が 低いかというと これも 高いんですね どの壁も ちょとずつ 下げていく必要があるのかなと 思います

例えば 言葉の壁で 言いますと 多言語表示は 以前よりは だいぶ 増えてきました お店に コンビニとかに 入ったときに この5年ほどで 『いらっしゃいませ』とか 『ありがとうございました』とかが 多言語になるように なってきたんです これ いいことだなと 思うんですよ

それ以前 どうだったか と言うと コンビニに入っても 多言語の看板っていうのはね 『両替えはできません』とか 『防犯カメラ作動中』とか 『警察官立ち寄り所』とか こんなのばっかりが 多言語になるんですよ 

そういう ネガティブなメッセージが 多言語で 発せられると 外国人の人が それを見たときに 「あ この社会は 私たちのことを 悪い人だと 思っているんだな」ということが インプットされていきますし 

地域の子どもたちが 最初に目にする外国語が『防犯カメラ作動中(中国語:防盗摄影機運転中
韓国語:방범 카메라 동작중)
っていうのは あまり ポジティブな印象を 与えないですよね

ですけど 最近は『いらっしゃいませ』とか 『ありがとうございました』とかが 多言語化されるようになってきて まぁいい風潮だなあと 思いますね 言葉の壁が いい具合に 低くなっていけば やっぱり 心の壁も 低くなっていきますし そこはお互いに 意味のあることだなあと 思います

私 ベルリンの壁壊れて 自分を壊したいと思って 大学入試に行かずに ヨーロッパに行ってしまったんですけども ミュンヘンの駅で 歯磨きしてたら 久しぶりに見る ひらがな(日本語)で 「ここで せんたくをしては いけません」と 書いてあったんです あの頃は 湾岸戦争の直前でしたからね 日本人の旅行客は ほとんど いなくて 一方で 韓国が 外貨持ち出し制限が無くなって 海外旅行ブームでして 韓国人の観光客が 洗濯をしているのを ミュンヘンの人たちが見て 日本人だと思って あれを 書いたんだと 思うんです
 
やっぱりね ドイツも 日本も まじめな社会だから 「~してはいけません」 とか ルールを守って貰うための 多言語化を 一生懸命やるのは 分かるんですけども それでいいのかなと 本来は ウエルカムな メッセージから 先に多言語化すべきじゃないかなあと 思ってまして 日本の子どもたちが 最初に目にする外国語がね ネガティブなメッセージだと あんまり いい社会に ならないなと 思いまして まずは 相互に コミュニケーションして 言葉の壁を低くする 心の壁も低くするということが 大事だなと 
 ちょっと くだらない話をして すみません   
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソースはこちらです

開催日:2022年3月23日、主催:公益財団法人人権教育啓発推進センター
令和3年度セミナー「外国人の人権」
登壇者:
公益財団法人人権教育啓発推進センター 理事長 坂元 茂樹
一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事 田村 太郎 さん
※趣旨:
2019年4月に外国人労働者の受け入れを拡大する改正入国管理法が施行され、今後、国内における外国人住民の数はさらに増加していく傾向にあります。それに伴い、言語・宗教・文化・習慣等の違いからアパートへの入居拒否や特定の国籍の外国人を排斥する趣旨の言動「ヘイトスピーチ」など、外国人をめぐって様々な人権問題が発生しています。外国人の人権問題は、私たち一人一人の生活と密接したところで起きているという現状を解説するとともに、外国人に対する偏見や差別をなくしお互いの人権が尊重される社会を実現するために、私たちが知っておくべきことなどについて、皆さんとこのテーマについて考えてゆきます。
※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=odbUrz0S9aI 
①坂元理事長講演「ヘイトスピーチに関する地方自治体の取組み」(動画冒頭~00:51:30)
②田村太郎さん講演「外国人の人権」(00:52:00~01:23:30)
③登壇者による「外国人の人権」をテーマとしたコラボトーク((01:23:00~)
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨
×

非ログインユーザーとして返信する