一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

『#黒のクレール』 とは(※雑学No.365,B.D.+222🐈)

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2023/4/9(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ウッジューが星になって33回目の水曜日+4日(235日)☆彡
リョウリョウの8歳のB.D.から203日☆彡

きょうは、美原区&選挙へ行って28,698歩(22.4㎞)走り歩きしました🏃🌻🤧

※美原区に今年も「勝手に生えてきて勝手に咲いた花」(笑)

そのあとは『依存性でない人はいるのか(高橋源一郎の飛ぶ教室)』の文字起こしをしました

With "Ryoryo"(ウイズ リョウリョウ)

番組でかけてくださった『黒のクレール』は、ウチが多感な時期から40年後の今日まで、歌詞の意味は分らずとも、ずっと傾聴してきた一曲です。歌詞の一部を、最後に文字起こしさせて頂きました。
※部分起こし

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初回放送日: 2023年4月7日(金)、配信:高橋源一郎の飛ぶ教室 - 某NHK、テーマ:中島らも著『今夜、すべてのバーで』より人はなぜ酒を飲むのか  、ゲスト:『ソウル市民』の平田オリザ氏
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高橋源一郎・小説家、明治学院大学名誉教授:https://twitter.com/takagengen

🌛終わりごろに これ (主治医の)<赤河>に対して 主人公 <小島容(こじま いるる)> の結論であると同時に 中島さんのまあ「何かに依存することっていうのは 何だろう」という 結論だと思うんですけれども これ なかなかねえ 僕 ちょっとかっこいいなと思います こういう風に 言います


「わかりましたよ。口が過ぎたかもしれない。ただね、おれはアル中だからね、わかるんですがね。学者はどんなにアプローチを変えてもアル中の本態にまでは近づけないですよ。それを幼児体験だの、わかったような分析をされるとおれは頭にくるんですよ。アル中のことがわかるときってのは、ほかの中毒(アデイクト)のすべてがわかるときですよ。薬物中毒はもちろんのこと、ワーカホリックまで含めて、人間の "依存" ってことの本質がわからないと、アル中はわからない。わかるのは付随的なことばかりでしょう。 "依存" ってのはね、つまりは人間そのもののことでもあるんだ。何かに依存していない人間がいるとしたら、それは死者だけですよ。いや、幽霊が出るとこを見たら、死者だって何かに依存しているのかもしれない。この世にあるものはすべて人間の依存の対象でしょう。アルコールに依存している人間なんてかわいいもんだ。血と金と権力の中毒になった人間が、国家に依存して人殺しをやってるじゃないですか。連中も依存症なんですよ。たちのわるいね。依存のことを考えるのなら、根っこは "人間がこの世に生まれてくる" 、そのことにまで関わっているんだ。心理学者だけの手におえるようなもんじゃなでしょう」


凄い演説ですねえ それで 赤河先生は「ほんとに屁理屈の多い奴だな」って なかなかねえ でも 凄く醒めてる よく分かっていると 僕もそう思います 


これ まあ ここで 結論言っても 仕方ないんですけど まあアルコール依存症って言うけど まあ恋愛依存症があったり 今だと スマホ依存があったり ゲーム依存があったり まあ共依存ってことがあるし 何にも依存していない人っていうのは いるだろうか?っていう風に 考えると


まあアルコール中毒の人は アルコール依存症の人は よく分かる 健康面に現れるから 確かに スマホ依存は 見えないからね でも どっちがどれほど酷いかって言ったら 本当に 分からない っていう風に 考えると
(アルコール依存症の この人は)アルコールに依存しながら 精神が 何ていうのか 澄んでる 


そして(泥酔して)この後 病院に戻っていくと ロビーの深夜に 赤河先生が います 待っている ここで ちょっと ふたりの間で会話があって ここ 凄い感動的な所なんです 


つまり 一緒に治療していた少年が まあ亡くなって その遺体の横に行って ふたりでエチルアルコールを 水で割って 呑む そして まあ殴りあう シーンがあるんですね 


ここ自体はね いい悪いが あります でも まあ 迫真の迫力っていうかね やっぱり アルコール依存症っていうのは どれほど 厳しく キツイ世界なのかっていうことを これだけ 克明に かつ 面白く これがねえ こんな苦しい話なのに 笑っちゃうところが やっぱり 彼の能力、腕だなっていう風に 思います


この小説は 中島さんが 自分の アルコール依存症の経験について 深く書きながら 同時に 「依存とは何か」について書き記した これ もう凄く面白いんだけど 同時に ちょっと われわれの喉元に 匕首を付けるような 素晴らしい作品だと思います。


🌜今日は ちょっと 特別に 曲をかけたいと思います
2003年に J-WAVEで始まった『RADIO SAKAMOTO』https://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/program/top.htmが 先日5日で 最終回となることが 発表されたのは 放送日の二日前でした
その最終回に 坂本龍一さんは 出演できませんでした
その代役を託されたのは かつて恋人でもあった大貫妙子さんでした
まあ 彼女は 深く信頼できる名優だったんですね
これからお送りするのは ふたりの若き日の傑作 42年前の曲です


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作詞,作曲,歌: 大貫妙子 
プロデュース,アレンジ,Keyboards, Drums: 坂本龍一
Guitar: 大村憲司
Bass: 細野晴臣

『黒のクレール』


白い光の海を眩しく船が幻を連れてくる 
夏を追いかけて行く二人の愛がさめるのがこわくて



あなただけを待ちつづけたこの海辺の家 
幾度夏がめぐり来てもあなたは帰らない 



愛の行方 うらなう時The Card is Black悲しく 
砂の上にすべり落ちてちらばり小波が運ぶ



 誰も知らない島で子供のように暮らすのが夢だった 
一人渚を行けばあなたの声が耳元に聞える



愛し合った日々思えば心はさすらい 
幾度夏がめぐり来てもあなたは帰らない




※今日の文字起こしのソースはこちらです:

※初回放送日: 2023年4月7日
【ヒミツの本棚】中島らも著『今夜、すべてのバーで』
【きょうのセンセイ】劇作家の平田オリザさん。平田さんの劇団「青年団」の代表作「ソウル市民」は上演初日。
※趣旨:
「飛ぶ教室」、1コマ目は、すべてのアルコール依存症の患者たちに捧げる、中島らもの偉大な傑作『今夜、すべてのバーで』を読みます。
2コマ目のセンセイは、劇作家で芸術文化観光専門職大学の学長でもある平田オリザさん。演劇、文化から日本の未来までお話を聞きます。

※聴き逃し配信:
2023年4月14日(金) まで視聴できます:https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=6324_01_3853187
※関連書籍、公演、動画:




Taeko Ohnuki (大貫妙子) - 黒のクレール (1981) single
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